rVirogenの思い

アールバイロジェン株式会社とは

アールバイロジェン株式会社は、ウイルスによるがん治療(オンコリティック・バイロセラピー、Oncolytic Virotherapy)という新しいソリューションを提供することを目指し、2019年2月14日に設立されました。

日本人の2人に1人はがんに罹患する時代になり、がんの克服は国民的な課題となりました。この傾向は日本に限ったことではなく、世界の医薬研究開発も、がんが中心となっています。

がん治療は、手術療法、化学療法、放射線療法、そして最新の免疫療法へと次々に新技術が開発され、多くのがんにおいて、5年相対生存率の改善(肺がん31.9%、乳がん92.9%、大腸がん71.1%)が達成されました。

しかしながら、患者の及び、医療費負担の観点から見るとまだまだ不十分であり、またいまだに治療困難ながんも多くあります。

ウイルスによるがん治療が叶えるもの

第5世代のがん療法と言われているオンコリティック・バイロセラピーが、従来の療法と根本的に異なるのは、数回のウイルス製剤投与で治療が完了する点です。これはがん患者のQOLの著しい向上を意味します。ウイルスによるがん治療は、これまでに例を見ないほど、精神的も身体的なストレスもほとんどない治療方法なのです。

オンコリティックバイロセラピーに使用されるウイルス製剤は、製造が比較的容易であり、同一の薬を幅広いがん患者に使うことができるため、負担がかからない価格での提供が期待されます。

2015年には世界初の腫瘍溶解性ウイルス製剤T-VECが米国アムジェン社によって上市され、2020年12月現在では、世界の大手製薬会社、ベンチャー企業、大学の研究所などで20以上の開発案件があります。

Ecoceuticals®でQceuticals®の実現を!

当社は、世界中の全ての患者が負担することができる、手に届く価格の薬の開発と提供を目指しています。「Ecoceuticals®(エコシューティカルズ)」(経済的(Economical)な医薬品(Pharmaceuticals))で、がん患者のQOLの向上「Qceuticals®(キューシューティカルズ)」を実現していきます。

アールバイロジェン株式会社
代表取締役社長 石垣 夢作